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2009年11月 9日 (月)

遠い家族

夕べ、ベッドでサラと一緒にテレビでやっていた映画を観ていた時のことです。

観たのは「UNA MOGLIE PER PAPA'」
(日本ではコリーナ・コリーナという題名)。
幼くして母を亡くした少女が、ショックで話すことができなくなってしまうのですが、お手伝いさんとしてやってきた明るく優しい女性(ウーピー・ゴールドバーグ)に少しずつ心を開いていくというお話。

お母さんがいなくて寂しく泣いている少女モリーに、ベッドの上でお手伝いさんのコリーナが優しく語りかけるシーンで、サラ、突然
「マンマ、サラ、ばあばに会いたいよ〜」と泣き出したのです。
突然でちょっとビックリしたのですが、「どうしたの?
どうして急にばあばに会いたくなったの?」と聞くと、
「だってばあばは優しいから。ばあばとじいじはどうしてサラの近くにいないの?もっと近くにいれば、デボラのお家くらいに近くにいれば、すぐに会えるのに〜」と涙をポロポロ。。。
優しいコリーナの姿がばあばとダブったのか?

確かに、イタリアのノンナはもちろん優しくて大好きだけれども、
典型的なイタリア人、シチリア人。
声は大きくて、とにかくおしゃべりだし、
繊細さがないというか、なんというか。。。
イタリア人の女性ってみんなこうなんですけどね。
それはそれで、ハッキリしていて、明るくて楽しくて良いのですが、
それとは対照的に、私の母はおっとりしていて、しゃべり方もとても穏やか。
いつもイタリアでは見慣れていない、優しくささやくように語りかける
コリーナの姿に、日本のばあばを思い出したようです。

夏にはビニールプールを出した時に、昨年じいじ、ばあばがこちらに来た時に一緒にそのビニールプールで遊んだことを思い出したようで、「じいじと一緒にプールしたいよ〜!!」「じいじいつ来るの〜?」と玄関のドアに張り付いて泣きながらじいじが来るのを待っていた、なんてこともありました。

幼いながらにも、数は少なくても、じいじ、ばあばとの思い出を大切にしてくれているんだな、ということにとても嬉しくもあり、また頻繁に会わせてあげることができない現状にとても歯がゆい思いです。

あぁ、やっぱりどこでもドアがあったら。。。

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コメント

あ、私もこの映画、アントネッロと見てたよ~(きっと同じ日に)モリーが洗濯物の下で、亡くなったお母さんのエプロンドレスを敷いて、自分も横になって空を見上げながらポケットに手を入れているシーンが何だかすごく印象的でした。

投稿: chiho | 2009年11月11日 (水) 10時16分

すっかりご無沙汰しちゃっていました!元気ですか?
分かる、うちもね、先週気管支肺炎になった時、ぐったりしてソファから全く動かなかった時も、「(日本の)のんなのところにいきたいな」って何度も何度も言ったの。こういう時にすぐに会わせてあげられないのはつらいなぁと思いました。
そうよね、確かに日本のノンナのほうが、全体的におっとりしているかも。
特にシチリアーナなノンナだと、その差を余計感じるのかな(笑)

投稿: coo | 2009年11月11日 (水) 23時39分

*****chihoちゃん*****
観てた〜?
すっごく古い映画で私も何度か観たことがあったんだけど、こういう子どもが話の主体になっている映画って子どもが出来てから観るとまた違う印象なのね。
でもサラが映画であんなに何かを感じるなんて、ちょっとビックリしちゃった。
本もそうだけど、何気なく見ているようでも、子どもって実はとっても感受性豊かでたくさんのことを吸収しているんだな、と思いました。
与えてあげるものも、選んであげなければいけないのかも。

投稿: momo | 2009年11月19日 (木) 00時22分

*****cooさん*****
こちらこそ、ご無沙汰です。
実は昨日cooさんブログ、お邪魔したところだったんです。コメントいただいているのを知らないで。。。
かりんちゃんのその後の具合はどうですか?
大分長引いたみたいですね。もう元気になっていると良いのだけど。
うちも2週間程前に熱を出しましたが、幸い一日で回復しました。
幼稚園はその週、いつも28人のクラスが4人しか生徒がいなかったとか。
インフルエンザ、かなり流行っているみたい。

病気でグッタリしている時にのんなに会いたいって、なんだかジーンと来ちゃいました。
数える程しか会っていないのに、やっぱりおばあちゃんの優しさを子どもながらに感じ取っていて、それを覚えているんですね。
家族の愛情は確かに伝わっているんだな、と思いました。

かりんちゃん、元気になっていますように。

投稿: momo | 2009年11月19日 (木) 00時36分

元気?なんだか涙でちゃうね、こんな切ないことを言われると・・・うちは1月帰省になったんだけど、もう両親のテンションが高いわー!長男がばぁば、カレーライス作って!なんて言ったらもう母の顔が緩みっぱなし!飛行機を見ると、日本行く!ってずっと言ってたから、やっと!!
そりゃ日本とイタリアのばぁばは違うよね。うちはトスカーナノンナだけどね(笑)
違う日記のコメになっちゃうけど、私もアリリン家行きたい!・・・て男はいらんか?日本語能力が低下したわけではないけど、イタリア語力がめきめき伸びてきているのを見るとちょっと焦る母でした・・・

投稿: くみこ | 2009年11月19日 (木) 15時54分

*****くみこさん*****
ひさしぶり〜!!
1月に日本へ行くんだ〜。いいなぁ〜!
この間アリタリアで日本まで396ユーロというのを見て、帰りたいなぁ〜と毎日のように考えている私。
一人だったら気軽にいくんだけどね〜。
旦那を置いて、サラを連れて、だと早々簡単にはいかない。。。

日本のばあば、喜ぶだろうね。
いっぱい孫二人との時間を作ってあげて、親孝行してください。

アリリン家、くみこさん来れる?だったら大歓迎だよ。
って、人のうちなのに勝手に。。。
実はこの日もアリリンママと「くみこさんとはなかなか会えないよね〜、今度また餃子大会でも企画する?」(ってこれも人のうちなのに勝手に!)なんて話してたところなのよ。
男はいらん、なんてことはないよ。
マニーノ君だったら大歓迎。サラも喜ぶと思う。
年内には絶対に遊びましょう。

投稿: momo | 2009年11月19日 (木) 17時20分

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