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2008年3月11日 (火)

新しい我が家

ここのところずっと慌ただしい日が続いています。
そして頭の痛くなるようなことが毎日何かしらあり
精神的にも肉体的にもちょっとお疲れ気味です。。。

昨年の夏前に長年の念願がかなってマイホームの購入を決めました。
かなりの時間をかけていくつもの物件を見て
やっと「これ!」と思えるお家に巡り会えました。
初めて、一目見た瞬間にピンッときたお家。
不動産屋さんに連れられて見に行った時はそれはそれはひどい状態で
とても人が住めるような環境ではなかったのですが(なんと、アルバニア人の娼婦数人とその連れの男の人達が8人ほどで暮らしていたのです)
なぜか一目惚れ。直感です。
それから書類上の問題やら、銀行との契約やらでいろいろとあり(この時点からすでにイタリアならでは、の物事がスムーズにいかないことばかり。。。)
やっとお正月明けから改装工事が始まり
完成まであともう少しというところまできました。
が、ここはやっぱりイタリア。
予定通りに事が運ぶわけはないのです。。。
この2週間ほど、私は毎日誰かと口論して、毎日何十キロも車を走らせて
図面とにらめっこして、の繰り返し。
フーッ。。。

ここ最近の私のイライラの種をざっと挙げるとこんな感じです。
ー2ヶ月も前に注文していたバスタブが届かず、ほぼ毎日ショップに電話をして催促しましたがいつになっても届く気配がありません。
これがないとバスルームの工事が前に一歩も進まないとのことで
仕方なくこのバスタブはあきらめフィレンツェ中を廻って
ショップに在庫のあるバスタブを探すはめに。
やっと見つけて購入、でも希望していたものとは全然違うし
ちょっと小さめでした。
サラと一緒に大きなバスタブでゆっくりつかりたい
というのが私の夢だったのに。。。
ーその後バスルームの工事が始まりましたが、途中でタイルが足りないことに。
再度注文しましたが、こちらも明日届くといいながら何日も届かない日が続き
バスルームの工事中断。
ーやっとタイルが届き工事再開。
が、タイルが貼り終わったのを見ると、ひどい雑な貼り方。。。
思っていた感じと全然違う。。。
ー3ヶ月前に注文していたキッチン用のタイル。
シチリアの職人さんに注文して作ってもらった手焼きのタイル。
やっと届いたと思ったら1/4ほどが割れていました。
ショップに言ってすぐにその分を送ってもらうように手配しましたが
注文があってから焼かれるオーダー品なので、また2ヶ月かかるとのこと。。。
ー寝室のフローリングが届いたのですが
注文したと思っていたものと全く違うものが届きました。
もちろん、ショプにすぐ出向いて話をしましたが
どうも注文をしたジャンニの勘違いとお店側の説明不足
(絶対に後者のほうが原因の大半)が重なったようで
私はほぼ喧嘩口調で希望していたものに変えて欲しいと訴えましたが
やはりこちらもイタリアです。私の言っていることには全く聞く耳を持たず
「オーダー書にちゃんとこの品物の名前でオーダーされているのだから
こちらのミスでない」とケロリと言われ
泣く泣くお店を後にしたのでした。。。
ここはちょっとがんばって奮発して気に入ったものを買おうと思っていたので
結構な金額を払っていたのでとてもショック。
立ち直るまでに時間がかかりそうです。。。

と、まだまだ細かいことがいろいろあって、
書いていてまた頭が痛くなってきてしまいそうです。
工費をできるだけ抑えるために、建築家を雇わずに
素人の私たちが全て自分たちで採寸して、デザインして、注文して
そしてまともな図面もないまま、これまた安い外国人の大工さんにお願い
しているのですから、細かいところまで完璧にできないのは当たり前なのですが。。。
自分の好きなように家をデザインできる。
こんなこときっと一生に一度きりだろうし、出て行く金額も決して低いもの
ではないしと思うとやっぱり思い通りにいかないのは悔しいです。
家具職人にオーダーして作ってもらっているキッチン
ちゃんと私の意向が伝わってるかしら
こちらもだんだん心配になってきました。

そして、3週間ほど前から土日の度にジャンニと室内の壁の古い塗料を
はがす作業をしているのですが、これが想像以上に大変。
壁に刷毛で水を塗って塗料を少し浮かせてからヘラのようなもので
ガリガリと削っていくのですが、これがそんなに簡単に剥がれないのです。
渾身の力を込めてガリガリ、ガリガリ。
ジャンニのお兄さんも手伝ってくれたのですが
3人で丸一日かかってやっとサラの部屋が終了。
私は3時間ほど削り続けてやっと1メートル四方ができるくらい。。。
全身汗だく、削った粉で頭からつま先まで真っ白になって
本当に大変でした。
これが終わって新しい塗料を塗り終わらないと部屋のフローリング
リビングのタイルが貼れない、そしてその後に必要な工事も進まない
とのことで必死になってやりました。
昨日の日曜でやっと残りはバスルームだけになり、なんとかホッと一息。
今日はサラのお部屋の塗料の色を作ってもらいにいってきました。
薄いライラック色にするつもりです。
はぁ、でも久しぶりに体を使う仕事。汗をかいて、無心になってガリガリ。
何かをやり遂げた、というような爽快な気分と心地良い疲れでした。

これからまだまだ問題は出てきそうですが、もう今となっては
何でもいいから早く落ち着いて家族3人であのお家でゆっくりと過ごしたい
という思いです。

ちなみに
購入時の様子
Dsc_0848_2 Dsc_0838_2 Dsc_0829_2
左からキッチン、リビング、バスルーム
リビングの奥のキッチンに続く壁と左の廊下との隔ての壁は取り払いました。
もちろん、公費削減でジャンニが自分で壊しました。

そして工事中盤の今の様子
Dscf4281_4  
キッチン

Dscf4282_2
リビング

Dscf4318_3
バスルーム


本当に今月いっぱいで完成するのかしら。。。

Dscf4322

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コメント

うちも家を購入したときにいろいろ大変でしたが、
ここまで大掛かりに手を入れなかったのに、あれだけ大変だったので、momoさんのご苦労、お察しします...。
どうしてイタリアだと問題なしでスムーズに行くことがないんでしょう。戦わないといけないことばかり。
私の友人は、建築家を通して内装をやってもらったのにかかわらず、やっぱりトラブルが結構あったようです。
新しいおうちはどのあたりなのでしょう?ご近所ならお手伝いに伺いますよ。(もう壁のガリガリは終わっちゃったかな?)
せっかく購入したマイホーム、できる限り希望にあったように改築できるといいですね。
素敵なお宅が見られることを楽しみにしています。
がんばって!!!

投稿: polidoro | 2008年3月11日 (火) 14時56分

*****polidoroさん*****
励ましのお言葉、ありがとうございます。
お手伝いしてくださるなんて、頼もしいメッセージ。
でも筋肉痛になりまがらも、なんとかガリガリは終わりました(笑)
昨日はもうすぐ出来上がるキッチンを見に行ってきたのですが。。。。
涙、涙、涙。
もう今後二度とイタリアで「期待」という感情を持たないと心に誓いました。。。
新しい我が家はGinestra Fiorentinaというところです。
polidoroさんはどちらにお住まいなのかしら。
ぜひ一度お会いしたいな。
良かったら遊びに来てくださいね。

投稿: momo | 2008年3月13日 (木) 17時45分

MOMOさん、こんにちは。
お家、いろいろと大変そうですね・・・
私たちもほとんどいじらずだったのにも関わらず大変だったから、ここまで大掛かりに手を入れるのは本当にストレスの溜まる作業ですよね。。。

でも、ほんと、イタリア人って人の話を半分くらい適当に聞いてから、自分たちが都合言いように解釈するからムカツクよねぇ。
MOMOさんのキッチン、きちんと思い通りのものが仕上がってくることお祈りしてます。

ペンキ塗りくらいならお手伝いできるので、何かあったら言ってくださいね~。
モンテルーポから飛んでまいります~。

投稿: Aya | 2008年3月15日 (土) 21時48分

*****Ayaさん*****
Ayaさんからも「お手伝いしますよ」なんて、嬉しいメッセージ。
ありがとうございます。
暖かいメッセージが一番のAIUTOです。
もうAyaさんのおっしゃる通り、イタリア人って人の話を全く聞いていないですね。そして自分の都合のいいように解釈。。。
キッチン、希望していたものとはほど遠い代物で。。。
これならIKEAで買えばよかった、と思うくらい(涙)
安い買い物ではなかったのでとっても悔しいです。
こんなお家ですが、早くAyaさんに遊びにきてもらいたい〜。

投稿: momo | 2008年3月20日 (木) 00時19分

ごきげんよう。はじめまして。MOMOという私には非常に身近な名前に惹かれてAyaさんのところからお訪ねさせて頂きました。ご自宅をご購入になられ、リフォームされているんですね。現在の状況・・お気持ち、完璧に理解できるような気がします。家も去年2月に今の家を購入しましたが、元々は、ものすごく古いものだったのと、前の持ち主がした70年代の改築が余りにもずさんだったので、思い切って屋根から地面を掘り起こし配水管をやりかえるまで全面的(買ったのは家ではなく右左の壁だけだったかも)な改築・修復をしました。ホント・・新しい家買うほうが100倍くらい楽でした。現在も、一階は手つかず、天井を下げて作った3階部分も物置も、コンクリート打ちっぱなし状態。で、2階部分のみで暮らしています。(完成までには後少なくとも3年や4年は十分かかります)で・・余談はこれくらいにし、ご存知とは思いますが、トスカーナは現在、エコ関連の修復・改装に関してものすごく力を入れてまして、2007年と08年度にこれを行った家に対しては、税金免除の形でお金が返ってくる制度があります。改築・修復の種類により36%か55%の2種類の税金免除政策が実地されています。本当は07年11月で終わるはずだったらしいですが、行政の対策が遅れたのと実際の担当者が把握できていなかった為、延長される事が決定し、1年はこの政策延びたという情報です。写真で拝見する限りではわかりませんが、これに適応されるものが結構あるのではないかと思います。これにより同じ金額程度を払うにしても良質の業者も良質の器具や材料を選択する事ができます。
日付けが制度適応の期間に入っていて、行政に申請した工事期間の間のもので(暖房器具などの取替えだけの場合は工事期間以外の時期でもよし)正規の請求書・領収書・支払い証明が出来るものがあれば、後からでも申請できるようですよ。

投稿: ihoko | 2008年4月23日 (水) 08時59分

*****Ihokoさん*****
お返事遅くなってごめんなさい。
はじめまして、ですね。見てくださってありがとう。
ihokoさんも大変な工事をされたのですね。
うちはそこまで大々的ではないですが、(家全体を購入したわけではないので)でも大変でした、疲れました。。。
後からこうすれば良かった、ああすれば良かった、と思うことがたくさん。
初めての経験なので仕方がないでのですが。
税金の免除のお話、詳しくありがとうございます。
その辺は抜け目なく、税理士さんに頼んでやってもらっています。
本当はその範囲に入らないところも、fatturaの内容を変更して書いてもらったりして、配管や電気工事等は友人に頼んだのでうまくやってもらっちゃいました。
税金分が戻ってくるのは長い年月をかけてですので1回につき微々たる金額ですが、それでも長い目で見たらないよりはましですよね。
ずっとバタバタで更新できないでいましたが、懲りずにまた遊びにきてくださいね。

投稿: momo | 2008年5月20日 (火) 01時02分

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