遠い家族
夕べ、ベッドでサラと一緒にテレビでやっていた映画を観ていた時のことです。
観たのは「UNA MOGLIE PER PAPA'」
(日本ではコリーナ・コリーナという題名)。
幼くして母を亡くした少女が、ショックで話すことができなくなってしまうのですが、お手伝いさんとしてやってきた明るく優しい女性(ウーピー・ゴールドバーグ)に少しずつ心を開いていくというお話。
お母さんがいなくて寂しく泣いている少女モリーに、ベッドの上でお手伝いさんのコリーナが優しく語りかけるシーンで、サラ、突然
「マンマ、サラ、ばあばに会いたいよ〜」と泣き出したのです。
突然でちょっとビックリしたのですが、「どうしたの?
どうして急にばあばに会いたくなったの?」と聞くと、
「だってばあばは優しいから。ばあばとじいじはどうしてサラの近くにいないの?もっと近くにいれば、デボラのお家くらいに近くにいれば、すぐに会えるのに〜」と涙をポロポロ。。。
優しいコリーナの姿がばあばとダブったのか?
確かに、イタリアのノンナはもちろん優しくて大好きだけれども、
典型的なイタリア人、シチリア人。
声は大きくて、とにかくおしゃべりだし、
繊細さがないというか、なんというか。。。
イタリア人の女性ってみんなこうなんですけどね。
それはそれで、ハッキリしていて、明るくて楽しくて良いのですが、
それとは対照的に、私の母はおっとりしていて、しゃべり方もとても穏やか。
いつもイタリアでは見慣れていない、優しくささやくように語りかける
コリーナの姿に、日本のばあばを思い出したようです。
夏にはビニールプールを出した時に、昨年じいじ、ばあばがこちらに来た時に一緒にそのビニールプールで遊んだことを思い出したようで、「じいじと一緒にプールしたいよ〜!!」「じいじいつ来るの〜?」と玄関のドアに張り付いて泣きながらじいじが来るのを待っていた、なんてこともありました。
幼いながらにも、数は少なくても、じいじ、ばあばとの思い出を大切にしてくれているんだな、ということにとても嬉しくもあり、また頻繁に会わせてあげることができない現状にとても歯がゆい思いです。
あぁ、やっぱりどこでもドアがあったら。。。
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